言葉の乱れ?
2006.01.26 Thursday 16:39
Y
昨日今日で、耳に残ったフシギ言葉群。
その1. 「○○にはあがらえなかったんでしょうねぇ」
(ワイドショーにて某コメンテーター)
類似品として「あがらえない魅力がありますね〜」等など。
一生あがらっとけ。ガラガラ。「あがらう」って何。
クチで「あがらえない」と言い続けていると、それもアリだと思ってしまうのが怖い。
「あがらう」という動詞はありません。
「あらがう(抗う)」さからう、抵抗する という意味ですね。
耳で聞いたりクチで呟いたりしてるうちに、間違えちゃうらしい言葉。
どちらも言いにくいから、かな。
その2. 「まるで、狐につつまれたようだと、仰っていました」
(民放にて某アナウンサー)
すごいぞっ、狐がいっぱいだ。モフモフ。包まれちゃうんだから。
大変なのだ。化かされまくり?
何故か、このアナウンサー、「つ・つ・まれた」とゆっくり発音されていました。
噛まないよう、丁寧に喋ったのがアダに。
正しくは「狐に抓まれる(つままれる)」。
爪先でヒョイっと捻られているような漢字がナイス。
爪を動詞化した言葉らしいです。でも「抓む」ってあまり使いませんね。
教訓;どっちか分からなくなったら、まず辞書を引こう(自省をこめて
他にも発見例がありましたら、随時募集中です。
関連リンク
Wikipedia『日本語の乱れ』
『金田一春彦先生に捧ぐ』
『相原コージ先生に捧ぐ』
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